Red Label

■3代目は以前の物と比べてかなりコンパクトなプラケースとなりました。以前の物よりもよく見かけるお馴染みのケースです。通称レッドラベルと言われています。

ラベルの中央にはルアー名が、両サイドには「STORM」と印刷されています。

レッドラベルには3種類あり、一番古い物は台紙のみとなっており、裏側にはルアー名とオーダーナンバー(カラー番号)サイズ等印刷されたシールが貼ってあります。

中期の物は初期と同様に台紙が入っていますが、印刷されている文字が微妙に違います。サイズも小さくなっており縁に切り取った様な跡が有ることから、それまでの物と製造工程の違いが分かります。大きな違いはトップにディスプレー用のハンガーが付いています。画像の物は残念ながら取れてしまっていますが、ハンガーの裏面にはカラー名とサイズが印字されています。

レッドラベル最終と言ってもおそらく同時期と思いますが、台紙ではなくミニカタログが入っています。ミニカタログはこの時期から採用されたと思われます。ミニカタログも年代によって数種類あり、またの機会にご紹介いたします。

画像の物はディスプレー用ハンガーが付いていませんが、「ハンガー付きカタログ入り」の物も存在しますのでそちらがレッドラベル最終形と思われます。

レッドラベルボックスは1981年から、「FAT-SO」がカタログから消えた1989年頃まで採用されていた思われます。1989年は「STORM LURES」25周年でプロモーションアイテムの追加や「PEE WEE WART」、プリズムフラッシュ系カラーやベンガルタイガーシリーズもこの年に追加されました。

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